闊達行雲の書評・仏教研究ブログ

書評や仏教関連の話題を書いていきます。

2025-01-01から1年間の記事一覧

読書習慣の復活

・最近本を読んでいなかった ・自分の中の「自己(無意識)」が言う・・・描きたいものを描けと ・自分の道を往きなさい ・読書習慣は創作に欠かせない ・最近本を読んでいなかった 読書は僕にとって、作者と対話するようなツールです。ここはよく分かるな、…

苦悩・失敗が、そのまま悪果(不幸)とは限らない

・創作をやっていて気づくこと ・若いときのレガシーでメシを食っているアーティスト ・創作が人生ではないが、苦悩や失敗が、“人生という物語”の重要なキーになり得る ・仏縁がある、ということの至上の喜び ・創作をやっていて気づくこと よく創作を行って…

悪縁を遠ざける

・縁の大切さ(ウダーナヴァルガ、末灯鈔、歎異抄から) ・どこまでいっても、見栄だけの悲しい存在 ・悪縁とは何か(虚栄心、金) ・縁の大切さ(ウダーナヴァルガ、末灯鈔、歎異抄から) 仏教では因縁果の道理(善因楽果、悪因苦果、自因自果)によってす…

見栄だけで生きている人の末路はあわれ【虚栄心の奴隷にならないために】

・悪人が幸福になれるほど、この世は甘くない ・見栄で善をやる(雑毒の善) ・見栄だけで生きている、“かりそめの人生”を卒業しよう ・悪人が幸福になれるほど、この世は甘くない 本当は煩悩一杯の悪人なんだけど、人一倍“見栄”があって、「あの人って悪い…

罪悪感を克服する

・幸せを求めながら、逆方向に走ってしまう たとえば過去、過ちを犯したり、場にそぐわない逸脱した行動をしたりしたとします。そのとき罪のむくいを受ければ、その行為はチャラになり、相済みになって、罪自体は消えます。しかし罪悪感というやっかいなもの…

夢日記【1】

今日見た夢を記しておこうと思います。2025年1月31日付。 ・夢 夏の暑い盛りの季節。雑誌で卒業以来会っていない同級生の記事が出ている。羊(アルカパ?)みたいな犬を優雅に散歩する同級生Sくんが掲載されている。Sくんの紹介記事には、カントやフィヒテの…

自分の道を往く【善に向かう者は栄え、悪に走る者は滅ぶ】

自分と相手の意見が異なったときに、どうすればいいのか。相手の価値観にはどうも信頼が置けない。むしろ思っているのとは、真逆ぐらい価値観が拮抗している。しかし今まで一緒にやってきた分、分かれるのに忍びない・・・。 そういう時の方向性の基準になる…

親と価値観が違ってもいいの?~自分の“正しさ”の感度を活かす~

・自分のこと ・言語感度・感覚の違い、そのズレが原因であった ・感覚のズレ、「自分の正義」を自覚することから共通理解がはじまる ・「自分の正しさ」を活かす道を探してよい ・善人なおもって往生をとぐ、いわんや悪人をや ・自分のこと 今回は自分こと…

「自己の主は、自分なのだ」ということの意味

・優等生に、ある種共通するもの ・社会にでてから直面する問題には、外的な答えのないものも多い ・前向きに生きるために ・自己こそ、自分の主である ・優等生に、ある種共通するもの 学生時代に勉強をがんばった人は、優等生として自分を理解する。そして…

自分の欲求を正確に把握する(自灯明・法灯明の教え)

昨年は9月以降、更新できませんでしたが、今年はこちらのブログも少しでも多く更新していきたいものです。 さて今回は、自灯明・法灯明の教えを味わってみたいと思います。 ・一人歩む ・自己の主張をハッキリさせることが大事。右に行くのか、左に行くのか…